良いお年を

　激動の2007年が終わろうとしています。

　今年（2007年）は、いろんなことがありすぎました。

　F1では、スーパーアグリの初ポイント、ニュルブルクリンクの大雨、山本左近のシーズン途中からの参戦、アロンソとハミルトンの確執、スパイ事件、富士日本GP、など。

　IRLインディカー・シリーズでは、ワトキンス・グレンでの乱闘事件、ダリオ・フランキッティの2戦連続で宙を舞うアクシデント、など。トニー・カナーンのフォーミュラ・ニッポン参戦もありました。

　様々なことがありましたが、今年も当ブログをごらんいただきまして、まことにありがとうございました。良いお年をお過ごしください。

F1最終戦ブラジルGP決勝を見て

F1最終戦ブラジルGP決勝結果

　今更で申し訳ないのですが、書かせて頂きます。



　チャンピオンシップが三つどもえの争いとなった最終戦ブラジルGP。



　2周目、コースアウトしてからコースに復帰したフィジケラに山本左近が追突、両者リタイア。

　8周目、ハミルトンがスローダウン、大きく順位を落としました。

　32周目、中嶋一貴がピットイン。その際、所定の位置に止まることが出来ず、ピットクルー2人をはねました。

　62周目、中嶋とクルサードが接触。中嶋はそのまま走行を続けるも、クルサードはスピンしています。



　レースは、ピット作業でマッサを逆転したライコネンが優勝。同時にライコネンは逆転でワールドチャンピオンを獲得。
　2位は、マッサ。途中まではトップを走っていましたが、ライコネンに逆転されました。
　3位は、アロンソ。3年連続チャンピオンならず。

　途中スローダウンしたハミルトンは7位。ルーキーのチャンピオン獲得はなりませんでした。



　中嶋一貴は10位。ピットクルーをはねるアクシデントがありながらも、デビューレースを完走しています。

　スーパーアグリは、佐藤琢磨が12位、アンソニー・デビッドソンが14位。アンソニーの接触があったものの、2台とも完走しています。

　山本左近はリタイア。コースに復帰してきたフィジケラに追突。残念な形でシーズンを終えました。



　2007年のF1は、波乱に満ちたシーズンとなりましたが、最終戦では大逆転のドラマが待っていました。



　2007年のF1世界選手権は、すべて終了しました。当ブログと最後までおつきあいして頂きまして、ありがとうございました。



　次戦は、2008年開幕戦オーストラリアGP（3月16日）です。

F1：ホンダ、2006年のような強さを取り戻したい

ホンダ　２００６年のような強さを取り戻したい（GPUpdate.net）

　2006年のような強さを取り戻すことを目指しているホンダ。
　しかし、1986～91年のような強さを取り戻すのはいつになるのか・・・。

All About「2007年レース界の10大トピックス」

2007年レース界の10大トピックス（All About）

　All Aboutのガイドが選んだ10大ニュースの中から私が重視するのは、スーパーアグリ初入賞と、富士日本GPです。

　スーパーアグリについては、今更説明するまでもないでしょう。富士日本GPでの観客の混乱については、主催者側が「自然災害」「観客が悪い」と結論づけているようですが、同様のていたらくが繰り返されるようでは主催者の運営能力・責任能力が問われるでしょう。

F1：佐藤琢磨「目標をすべて達成した」

佐藤琢磨「目標をすべて達成した」（Forza Formula1）

　スーパーアグリの佐藤琢磨の2007年シーズンは、スペインGPで8位、カナダGPで6位。
　2度の入賞のあとは失速したが、「僕は毎レースが楽しかったんだ」と語る琢磨。2008年の体制はまだ正式発表されていないが、1日も早く体制が決定することを願う。