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2020年インディ500:IMSオーナー、ロジャー・ペンスキー氏からのメッセージ
IMSオーナー、ロジャー・ペンスキー氏からのメッセージ(こちら GAORA INDYCAR 実況室)
インディアナポリスモータースピードウェイのファンの皆様へ
この日曜日に開催される第104回インディアナポリス500に皆様をお招きでなかったことは本当に残念でなりません。
無観客でのレースにはなりますが、参戦ドライバーたちは世界最高峰レベルのレースを皆様にはご自宅でお楽しみいただけるようにレースに向けて準備を進めております。
このような困難な状況の中であっても、この毎年恒例のイベントにおいて友人知人たちといつものようにレースを観戦されることを楽しみにされていたことは重々承知しています。
何十万人ものレースファンの皆さんが、このインディアナポリスモータースピードウェイに訪れて「バックホームアゲインインインディアナ」を感じ、贔屓のドライバーに声援を送り、その大歓声がエンジンサウンドと一体化してスピードウェイ中に響き渡るシーンが今年は無いことが残念でなりません。
インディアナポリスとインディアナ州にとってインディ500は無くてはならないものです。インディアナポリスではインディ500が開催される5月こそがレース関係者のみならず地元企業にとって経済活動の中心になってきていたからです。
しかし、このマリオン群における新型コロナウィルスの感染拡大に際して、無観客にてレースをしなければならないということは苦渋の選択でした。
長い準備期間を経てスピードウェイとインディカーシリーズのオーナーとなり、収容人数の25%におさえての観客動員を目指してきましたが、レースファンの皆さんの健康と、この偉大なレースを絶えることなく維持することの方が重要であることを鑑みて今回の判断に至りました。
2021年のインディ500でご来場の際にはリニューアルされた様々な場内施設、新たに30基増設されたLEDビデオスクリーン、5Gのネットワーク環境、更新された売店や洗面所、多くの皆様に優勝車両を見ていただけるように表彰台へリフトアップさせる装置など、さまざまな新しい設備が皆様をお迎えすることになっています。
私が初めてインディ500に父親に連れられてきたのは14歳の時でした。1951年で優勝はリー・ウォーラードでした。その時に私は彼のヘルメットを借りてそのレースカーのコクピットに座らせてもらうことができました。その時のことが忘れられませんでした。
その時の感情が今の私につながっています。私はスピードウェイとインディカーを後世に残していかなければならないと思っています。それゆえ、レースを楽しんでくださる皆さんの存在が何よりも重要だと思っています。
皆様にはご理解のほどよろしくお願い申し上げます。来年ここでまたお会いしましょう。
”drivers – start your engines.”
ロジャー・ペンスキー
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2020 - ジャンル : 車・バイク
事故で重傷のザナルディに明るい兆し「臨床的に大きく改善」と担当医
事故で重傷のザナルディに明るい兆し「臨床的に大きく改善」と担当医(AUTOSPORT web)
ミラノのサン・ラッファエーレ病院が、6月にハンドサイクルの事故で重傷を負った元F1ドライバー、アレックス・ザナルディが「臨床的に大幅な改善を見せた」との発表を行いました。
事故から約2カ月、ついに回復へと向かい始めようとしているザナルディ。困難を乗り越えてほしいです。
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2020 - ジャンル : 車・バイク
2020年インディ500:常勝ペンスキーがまさかの失速も、前年ウイナーのパジェノーは決勝に自信
2020年第104回インディ500予選で、1台もファスト9シュートアウトに進出できなかったペンスキー。
2019年優勝のシモン・パジェノーは決勝に自信を見せていますが、はたして・・・?
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2020 - ジャンル : 車・バイク
2020年インディ500:アメリカ空軍サンダーバーズがフライオーバー
第104回インディアナポリス500マイルレースのプリレースセレモニーでアメリカ空軍サンダーバーズモンストレーション隊たデルタフォーメーションでフライオーバーすることが発表されました。
サンダーバーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BA
海軍の飛行展示チームである「ブルーエンジェルス」はCOVID-19に最前線で対応する人々に向けて5月に全米の各都市でフライオーバーを行っています。
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2020 - ジャンル : 車・バイク
インディカー:第54回ルイ・シュワイツァーアワードはエアロスクリーンに
毎年インディカーでの技術革新をもたらした装置などに贈られるルイ・シュワイツァーアワードですが、今年はエアロスクリーンが受賞し、開発を担当したレッドブルアドバンスドテクノロジー、ダラーラ、パンクルレーシングシステム、エアロダインコンポジット、PPG、イソクリマ、インディカーに所属する8人のエンジニアがボルグワーナー社とSAEインターナショナルインディアナ支部より表彰され、1万ドルの賞金が贈られました。
受賞賞金は病気に苦しむ子供たちを支援する「シリアスファンチルドレンズネットワーク」へ寄付されることになりました。
https://seriousfun.org/
エアロスクリーンは2020シーズンからインディカーに採用され、チタンとカーボン製のフレームにポリカーボネート製のスクリーンを組み合わせたもので、垂直方向で約11トンの荷重に耐え、時速354キロで水平発射された1kgの物体を跳ね返します。
しかも、エアロスクリーンを通した視界には一切のゆがみが発生しません。さらにはアクシデント発生の際には頸椎脊椎腰椎をまっすぐに維持した状態でドライバーを救出させることができる開口部が設けられています。
賞典の名前となっているルイ・シュワイツァーは1909年にインディアナポリスモータースピードウェイ(IMS)で初開催されたレースカーの設計者で1911年の第1回インディ500を制したマーモンWASPのエンジンも設計していました。1918年にはシュワイツァーコーポレーションを設立してIMSの技術委員を率いると同時にSAEにも所属して技術革新に貢献。1999年にはシュワイツァーコーポレーションはボルグワーナー社に吸収されています。
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2020 - ジャンル : 車・バイク
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