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インディカー:新生ラグナセカで全チーム参加の合同テストを実施、トラックレコード更新ペースに
新生ラグナセカで全チーム参加の合同テストを実施、トラックレコード更新ペースに(こちら GAORA SPORTS インディカー 実況室)
【ラグナセカ、オープンテストリザルト】
https://www.indycar.com/-/media/Files/2023/NICS/17-LAG/indycar-results-opentest-p1.pdf
現地9月7日木曜日に今週末開催の最終戦に先立ってラグナセカレースウェイで全チーム参加の合同テストが実施されました。
【再舗装でトラックレコードのハイペースに】
トータル5時間のセッションが設けられた中で27台が参加。新たに全面再舗装されたレーストラックは大幅にグリップが向上し、2000年にエリオ・カストロネベスが記録したトラックレコードの1:07.722を9台が上回るという状況。ウィル・パワーは昨年のポールタイムを4秒以上も縮める1:07.2762をハードタイヤで記録しています。今回の合同テストでは各車4セットのハードタイヤが供給されています。
【パワーが最速、6秒台も?】
昨年のラグナセカでの最終戦の予選ではウィル・パワーが1:11.6127でポールポジションを獲得。68回目となる通算ポールポジション獲得数はマリオ・アンドレッティを抜いて歴代1位となっています。そのパワーがセッション終了3分前に1:07.2762の最速ラップタイムを記録しています。パワーは「すごく路面がスムースでグリップが向上している。ラバーがさらに路面に乗っていれば6秒台半ばは行っていたと思う」とコメント。ソフトタイヤが使用される予選では更なるスピードアップが見込まれています。
【9台が昨年のポールタイムを上回る】
午後の最高気温は19度。セッション開始2時間後には全車が走行を開始。その時点ですでに全27台が昨年のポールタイムの1:11.6127を上回る状況。セッション残り30分を切ったところでアレクサンダー・ロッシがトラックレコードを最初にブレイクして1:07.7486を記録。残り20分を切ったところでルーキーのユーリ・ビップスが1:07.6366にタイムアップ。残り6分でクリスチャン・ルンガーがコンマ3秒削って1:07.3089。その15秒後にウィル・パワーが1:07.2762のファステストを記録。その直後にレッドフラッグとなり、再開するもタイム更新はありませんでした。
【最終戦モントレーGPは日曜深夜4時から生中継】
次戦はいよいよ最終戦。
ラグナセカレースウェイでの第17戦モントレー・グランプリは
GAORA SPORTS他、配信プラットフォームで
9月10日日曜日深夜3:30(月曜早朝)から生中継!
https://gaora.co.jp/motor/3652800https://gaora.co.jp/bros/https://skyperfectv.co.jp
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2023 - ジャンル : 車・バイク
インディカー:アームストロングがチップ・ガナッシと複数年契約
アームストロングがチップガナッシと複数年契約(こちら GAORA SPORTS INDYCAR 実況室)
現地9月7日、チップガナッシレーシングはニュージーランド出身のマーカス・アームストロングと複数年契約を交わしたことを発表しました。アームストロングは2024シーズンよりオーバル戦も含めてフル参戦することになります。
23歳のアームストロングは今シーズンはルーキーとしてオーバル5戦を除くロードストリートの12戦に参戦。ここまで11レースで出走して3回のTOP8フィニッシュと5周のラップリードを記録し、ルーキーポイントではトップの座にいます。
来シーズンにオーバルレースにもデビューするアームストロングは最終戦終了後の9月13日にテキサスモータースピードウェイでテストを受けることになっています。
「来シーズン以降も引き続きチップガナッシレーシングの一員として参戦できることを誇りに思うと同時に、新たなシーズンに大いに期待しています。この実績豊富な素晴らしいチームでインディカーシリーズで上位争いできるように頑張りたいと思います。自分がインディカーに対応するための十分な時間を与えてくれて、ここまでサポートしてくれたおかげで素晴らしいシーズンとなっていることを非常に感謝しています。チームメイトたちやダリオ・フランキッティからも多くのことを学びました。各チームメンバーから受けた助けにも非常に感謝しています。ここまでのシーズンで学んできたことを基に、今後はしっかり結果を出していきたいと思います。来シーズンはオーバルレースにも参戦しますが、すぐに走りを習得して行けると思います。今年のインディ500では、ほとんどの時間をピットスタンドで過ごし、オーバルレースの流れを実際に見て詳細を把握したつもりです。この新たな挑戦にも結果を出していきたいと思っています」とアームストロングはコメントしています。
チップガナッシ・レーシングのマネージングディレクターを務めるマイク・ハルは「マーカス・アームストロングは、今シーズンのインディカーシリーズでロードストリートコースへの迅速な適応を見せました。フル参戦への準備も十分です。今シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得が間近なのがそれを証明しています。勝利するのも時間の問題でしょうしオーバルレースでもその才能を発揮してくれると思います。これからじっくりとインディカーシリーズで戦っていくことで彼が大きく成長していくことを楽しみにしています。」とコメントしています。
アームストロングは2022年までの3シーズンでFIA F2世界選手権に参戦し4勝と8回の表彰台を記録しています。
(追加)
マーカス・アームストロングがチップ・ガナッシ・レーシングと契約延長。来季はオーバルにも出走(autosport web)
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2023 - ジャンル : 車・バイク
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