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INDYCAR(もはやIRLではない) IndyCar(インディカー)、Indy 500(インディ500)、F1、ビデオゲームなど
佐藤琢磨が語る、日本のモータースポーツの未来「クルマって道具はこんなに楽しいんだよということを訴えられる環境を作りたい」
ホンダ・レーシングスクール・鈴鹿(HRS)のプリンシパルとして、若手ドライバー育成の重責を担っている佐藤琢磨。今後モータースポーツ人口を増やしていくためには、活躍するスター選手が登場することが一番重要であると語り、さらに多くの人がモータースポーツを楽しめる環境が整うことが大切だと語りました。
琢磨は現在、現役のドライバーとしてインディカー・シリーズに参戦する傍ら、HRSの校長(プリンシパル)を務めています。このHRSはプロドライバーを育成するのが目的ですが、佐藤はモータースポーツの裾野を広げる活動もしていきたいと語っています。
琢磨に続くインディカードライバーは、いつ現れるのでしょうか?
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2023 - ジャンル : 車・バイク
2024インディカー・シリーズの空きシート状況
2023年10月20日現在で、フルシーズンライドの空きは3チームで5台分。インディスター紙のネイザン・ブラウン氏のリポートを考察します。
https://www.indystar.com/story/sports/motor/2023/10/30/indycar-silly-seaso-2024-full-season-indy-500-rides-andretti-foyt-juncos-hollinger-dale-coyne/71346227007/
この10日間で2024インディカー・シリーズの残されたフルシーズンライドの状況が激変しています。10月26日にカラム・アイロットがフンコスホリンガーレーシング(JHR)を離脱してフリーエージェントとなったことで、残るレギュラーシートを巡る状況が複雑化してきています。
もし、アイロットがもっと早くフリーエージェントとなっていた場合は、デイビッド・マルーカスのアローマクラ―レン加入や、ルーキーのクリスチャン・ラスムッセンのエドカーペンターレーシング(ECR)加入が影響があった可能性は否めない状況。
アイロットはフル参戦初年の2022年最終戦モントレーで予選フロントローを獲得し、2023シーズンは開幕戦セントピーターズバーグと最終戦モントレーでキャリアベストの5位フィニッシュを記録しています。アイロットは2022年7月にJHRと2年解約を結びながらも、突然のチーム離脱を発表しました。
8月初旬で12人のドライバーのシートがすでに確定。残り16人に関しても、10月までに12人が「確定している状況でしたが、アイロットの離脱で3チーム5台のレギュラーシートが未定の状況。
デイルコインレーシング(DCR)は2023年は#18のデイビッド・マルーカスと#51のスティングレイ・ロブの2台体制も、マルーカスはアローマクラーレンに移籍し、ロブの復帰は未定。これにより、#18と#55が空席状態。アンドレッティを離脱したデブリン・デフランチェスコが接触している模様。2023年開幕前にインディネクストドライバーのダニエル・フロストがテストに参加したもののこちらも情報なし。
AJフォイトレーシングは(AJR)は2023年は#14にサンティーノ・フェルッチと#55にはデンマーク系アメリカ人のベンジャミン・ピーダーセンを起用。ピーダーセンには有力な資金があるとされ、2024年も継続参戦することが有力視されてきました。しかし、AJRが2024シーズンよりチーム・ペンスキーと技術提携することでペンスキーの育成用サテライトチームとなる情報があり、今年のインディ500で予選4位から3位フィニッシュしたフェルッチと共にチーム残留が不透明になってきています。フェルッチはインディ500以外ではロングビーチの11位が最高位でTOP10フィニッシュは他になく、チーム内でもフェルッチの評価は分かれている状況で、#14はロードストリートでドライバーを分けるというプランも浮上している模様。
ロマン・グロジャンの離脱で、すでに3台が決まっているアンドレッティ・グローバルは4台目のフル参戦の可能性をほのめかしていますが、スポンサー問題もあって未確定状況。2023シーズンはデフランチェスコがランキングTOP23台に入ることができずに、シーズン分配金の91万ドル獲得を得られる”リーダーズ・サークルプログラム”の資格を喪失。資金調達をクリアできるドライバーが必要とされています。
JHRはアイロットの離脱で#78のアウグスティン・カナピーノのみが確定して、#77は未確定。この2年間をアンドレッティから参戦し、今はフリーエージェントとなったグロジャンは現在はアンドレッティ・グローバルと契約に関して係争状態。日ごろの暴言などが目立つグロジャンも、今年はポールポジション2回、2位フィニッシュ2回と、優勝争いできるパフォーマンスが十分にあって、さらに、F1での十分なキャリアなどの経験値の高さは依然として評価が高く、今後のチームの成長を望むJHRにとってグロジャンは魅力的な人材。もし、JHRのグロジャン獲得がなくても、バックに資金を持つデフランチェスコやロブが接触を図る可能性。グロジャンの去就に関しては、2024シーズンはIMSAスポーツカー選手権GTPクラスにランボルギーニから参戦する以外に一切情報は無し。
ドライバー視点で見ると、現在のその他のフリーエージェントとして、コナー・デイリー、ジャック・ハービー、オリバー・アスキュー、タチアナ・カルデロン、テオ・プルシェール、エンツォ・フィッティパルディ、ジェイコブ・エイベルの名が候補に見られます。
インディ500参戦で見ると、すでに3台のフル参戦を決めているレイホールレターマンラニガンレーシング(RLL)が4台目の参戦を計画。ユーリ・ビップスをリザーブドライバーとして4台目のフル参戦をもくろんでいるものの、オーバル経験がないビップスのインディ500参戦の可能性には疑問符。昨年予選を自力通過したキャサリン・レッグの他、佐藤琢磨、シモン・パジェノー、ライアン・ハンターレイ、デイリーの名が候補として見られている状況。
AJフォイトもインディ500では3台目を検討。ドレイヤー&レインボールド(DRR)は2024年も2台体制で参戦することが確実視されている。
去年はDRRと組んでステファン・ウィルソンを走らせたキュージック・モータースポーツ、RCエナーソンを予選通過させたエイベル・モータースポーツ、エド・ジョーンズとつながりがあるマロッティ・オートスポーツ、一昨年に参戦した女性メンバーが主体のパレッタ・オートスポーツなどのインディ500スポット参戦はいずれも不透明。
現時点でフルシーズン参戦はホンダが15台でシボレーが12台。アンドレッティが4台になるとホンダは16台になります。インディ500ではホンダはアンドレッティとRLLで2台追加となり、シボレーがマクラーレンとDRRで3台追加。AJフォイトのインディ500スポット参戦によって、インディ500予選落ちが発生することになります。
【空席シート】
フンコスホリンガーレーシング(1台) #77
AJフォイトレーシング(2台+1台) #14 #55 インディ500にもう1台?
デイルコインレーシング(2台) #18 #51
アンドレッティグローバル(1台?) 4台目?
レイホールレターマンラニガン(1台?) 4台目?インディ500のみ?
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2023 - ジャンル : 車・バイク
佐藤琢磨、JRP上野社長に鈴鹿サーキット逆走を直談判「本当は内緒でやって驚かせたかったけど(笑)」
10月28~29日に三重県の鈴鹿サーキットで行われた2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦『第22回JAF鈴鹿グランプリ』の決勝前に先行開発マシンSF23によるデモンストレーションランが行われました。
佐藤琢磨と中嶋一貴がドライブし、途中からコースを逆走しましたが、1991年の中嶋悟のラストランでコースを逆走したのを思い出しました。
テーマ : Indy 500 / IndyCar 2023 - ジャンル : 車・バイク
F1:角田裕毅の2023年第20戦メキシコGP決勝
角田裕毅、接触で入賞逃がす「タイヤを考えて、できるだけ早く抜きたかった」2件で審議も両者に処罰なし/F1第20戦(autosport web)
【角田裕毅F1第20戦分析】早めの追い抜きを試みた末に接触。新品ハードを武器に戦うも、ブレーキのオーバーヒートに苦戦(autosport web)
角田裕毅の2023年第20戦メキシコGP決勝は、12位。
入賞圏内を走っていた時、接触で順位を落とし、入賞を逃しました。残念です