インディカー:2021年最終戦ロングビーチ、リビュー

最終戦、ロングビーチGP、リビュー(こちら GAORA SPORTS INDYCAR 実況室)

 コメンタリーのみなさん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。

【ハータが2連勝】
予選中にウォールに接触して14位に終わったコルトン・ハータが43周の最多ラップリードで今季3勝目。モントレーGPに続く2連勝。キャリア6勝目。予選Q1敗退で手元に残ったフレッシュレッドタイヤを2セットを生かして最初の2スティントを飛ばす作戦を選択。フレッシュレッドタイヤで6位まで上げて18周でピットイン。さらにフレッシュレッドタイヤでつないで、トータル8周の2回のイエローでステイアウトしてラップリーダーに立ち、2位のニューガーデンに9秒差をつけて54周目にラストピット。3周のイエローを挟んでさらにラップリードを続けてニューガーデンから逃げ切って2連勝。今季3勝目で通算6勝。



【パロウが4位フィニッシュでチャンピオン決定】
予選ではローカルイエローの影響で10番手に終わったものの、レースカーの仕上がりは申し分なし。ニューガーデンがポールポジションを獲得したことにより12位以上のフィニッシュで無条件でタイトル確定の状況。ユーズドレッドでスタートしてからブラック→フレッシュレッドとつなぎ、無理してラップリードの1点を取りに行くこともなく手堅く走って4位フィニッシュ。初のスペイン人インディカーチャンピオンに。チップガナッシで25歳以下のドライバーがチャンピオンになるのは2003年のディクソン以来。翌日には恒例のビクトリーフライドチキンを堪能。





【ニューガーデンは2位フィニッシュでランキング2位へ】
1レースで逆転できる点差は最大49点。 48点差でポイント3位のニューガーデンは首の皮1枚でタイトル争いに残る状況。ポールポジションを獲得して1点を追加の47点差に。ポイントリーダーのパロウが25位以下でニューガーデンが最多ラップリードでの優勝と言う条件のみで48点差を逆転できることに。フレッシュレッドでスタートしてオワードがコース上にストップしたタイミングで19周目にブラックタイヤに交換。トータル8周、2回のイエローを挟んでリスタート3周目にフレッシュレッドタイヤのハータにパスされて結果的に2位へ後退。ハータには9秒差をつけられたものの、最終スティントでユーズドレッドでブラックタイヤのハータを追い詰めるものの抜くには至らず。残り12周のところでハータの最多ラップリードが決定してニューガーデンの逆転タイトルの望みは絶たれました。その時点で25位にいたビーケイもトラブルでピットイン中で、ビーケイのDNFが決まった時点でもパロウのタイトルが確定する状況でした。



【オワードはDNFで27位】
ポイント2位につけるオワードは35点差で最終戦に望みをつないだものの、予選ではレースカーを仕上げきれずに8番手スタート。オープニングラップの最終ターンでジョーンズに追突されてスピン 。コースに復帰するものの、このときの追突の影響でハーフシャフト(ドライブシャフト)が破損してガレージで修理へ。34周遅れで復帰するものの、その後にレースをあきらめてDNF.最終的にはランキング3位でシーズンを終えました。マクラーレンのザック・ブラウンCEOはノリスが初ポールポジションを獲得したF1世界選手権ロシアGPをスキップしてロングビーチに駆け付けたものの、F1もインディカーも共に残念な結果となってしまいました。



【佐藤琢磨選手は9位フィニッシュ】
2017シーズン以来4年連続で勝利を挙げてきた琢磨選手は今シーズンはここまで未勝利。予選はチーム3台中最上位の16位。スタートはブラックタイヤで以降はフレッシュレッドタイヤ2セットで追い上げる作戦。燃費やタイヤの影響を受けにくい均等割りの2ストップ狙いで、序盤2回のイエローはステイアウトして3位まで浮上。3回目のイエローで1回目のピットストップを行って13位へ。ラストピットを56周目と若干遅めにしてジョーンズとパワーをオーバーカットして11位へ。ギャンブル失敗したアスキューとレイホールのピット回数が増えてしまい、前に出て9位フィニッシュ。今季8回目のTOP10フィニッシュで、予選順位からのポジションアップ数を競う「TAG Heuer “Don’t Crack Under Pressure” アワード」では延べ96ポジションアップで25000ドルの賞金を獲得。



【マクロクリンがルーキーアワード】
チームペンスキーのスコット・マクロクリンが今年のルーキーオブザイヤーを獲得。テキサスレース1での2位を最上位に5回のTOP10を記録。来シーズンもペンスキーからの参戦。最終戦ではグロジャンが20点差位の逆転をかけて、予選ではマクロクリンでは前の6番手スタート。しかし、ウォールに接触して24位DNFに終わる。グロジャンは来期はアンドレッティオートスポーツへ移籍。ジョンソンは来シーズンはフル参戦の予定。



コロナ禍での2シーズン目でしたが、無事に19イベントの中継が終了。コメンタリーの皆様、スタッフの皆様、シーズンお疲れさまでした。

テーマ : Indy 500 / IndyCar 2021 - ジャンル : 車・バイク

タグ : IndyCarインディカー

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